黒石神社

黒石市市ノ町20 (平成21年7月23日)

東経140度35分49.41秒、北緯40度38分19.30秒に鎮座。

この神社は、黒石市役所の南側200m程の辺り、黒石の町中に鎮座しております。

御祭神 津軽十郎左衛門信英の霊
例祭日 七月二十二日

由緒
津軽十郎左衛門信英公は、宗藩弘前二代藩主信枚公の次男で藩祖為信公の孫に当たり、元和六年(一六二〇)十月五日江戸に生れる。初め幕府の小姓組番士として出仕し、のち江戸西丸書院番、駿府在番などを勤めた。明暦二年(一六五六)弘前藩四代藩主信政公より黒石、平内、上州勢多郡等計五千石を分知され同時に陣屋を建て町割りを行い黒石藩の基を築いた。信英公は、幼少より文武に励み、特に当代第一流の軍学者山鹿素行の高弟として兵学を、その他武術、文学を各師に学び、他に遊戯諸芸をも学ばれ、その人となり温良慈仁にして良政をしかれ、その学識と執政は諸大名の間にも高く評価された。明治維新後、旧士族は藩祖信英公の御遺徳を追感欽慕し明治十二年神祭願いを県令に提出、官許を得て郷社に列せられ、更に明治十五年県社に昇格したが、戦後社格は廃止された。氏子はなく崇敬会を以て神社維持運営し今日に至る。
青森県神社庁公式サイトより。  境内由緒書はこちら。

社号標と神社入り口

神門。藩政時代は廟門(びょうもん)といわれ、黒石陣屋の大手門(現みちのく銀行付近)近くにあったものを移したそうです。

神門前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治44年(1911)7月2日建立)

拝殿

木鼻の狛犬

本殿

市指定有形文化財石灯籠