天王神社

上北郡七戸町天王12−1(平成14年8月26日)

ここ青森県東部には腕の良い宮大工が居たのかどこも社殿の彫刻が良く出来ている。この神社の木鼻の狛犬も端正な顔立ちをしていた。

宗忠鳥居と階段

社殿

始めしょうわの狛犬

由緒
天王神社は、応永初年 (一三九四年) 当地へ勧請されました。主祭神は、本来国際的神格を有する牛頭天王ですが、我国では、素盞嗚尊のことであり、京都八坂神社と同じく、その妃櫛稲田姫命、御子八王子を併せ祀っております。素盞嗚尊は勧善懲悪神であり、安穏長寿、五穀豊穣を司る神様であると共に、水神でもあります。明治のはじめ、神仏分離の際、須賀神社と名乗った時期もありましたが、程なく、昔から親しんできた天王様の愛称に復し、七戸をはじめ近郷近在の人々からも広く信仰を集め今日に至りました。
(青森県神社庁HPより)

と、当り障り無く書いているが、明治政府が変えさせたようです。天王が気に入らなかったのか、インド渡来だから駄目なのか。讃岐の金毘羅大権現も禁止の対象だったことを考えると、後者かも知れません。