大山祇神社

弘前市百沢 (平成21年7月21日)

東経140度22分13.77秒、北緯40度39分19.37秒に鎮座。

この神社は、岩木山の東5km程の岩木山麓に鎮座しております。大東亜戦争後、山麓を開拓する村民の心の拠り所として創建されたと言う由緒に相応しい、こじんまりとした社殿が当時の苦労を偲ばせるような気がします。

当集落は、太平洋戦争(昭和十六年十二月〜二十年八月)が終った昭和二十年、岩木山麓の開拓より始まる。この開拓は人力のみに依るものと言ってよく、その艱難辛苦は極めて大きかった。
当神社は開拓十年を迎え燭光の見えた昭和三十年、この集落の和の象徴として創建されたものである。
大山祇神社は、大山積大明神と掲額されている例(愛媛県大三島)もあり、「大いなる山の神」を意味し、古くより山の神と親しまれ山人から尊崇を受けて来ている。
当社の勧請も山の幸を願い、山麓を開拓してきた人達を結集しての勧請であり、当上弥生にとっては極めて重い意義を持っていると言ってよい神社である。
岩木町教育委員会

神社入り口

拝殿と本殿

境内