大杵根神社

弘前市田茂木町(平成14年8月28日)

この神社は弘前七神社のひとつとして参拝しました。今はその役割も忘れ去られ、ひっそりと訪れる人もない静かな田舎の郷社という佇まいでした。

両部鳥居と奥に社殿

御祭神 国作大己貴命
事代主命
天穂日命
例祭日 七月十六日
由 緒
 大同二年征夷大将軍坂上田村麿勅命を奉じて、北陸より陸奥の東夷を討伐の際、賊の容易に退治し難きを知って、当神社を勧請し、神威を以って征伐せんことを祈誓し給ふといへども詳かならず、其の時、大杵根神社と称し奉る。
元禄九年津軽藩主信政公の時今の地に社殿を建て安置し奉る。以後代々の藩公藩費を以て祭費営繕費を支出している。明治六年廃社となるが、時の神主長利仲聴の念願により明治八年再建し私祭として無格社となる。明治十一年一般衆庶の参拝願出の趣許されて普通の神社となる。
(青森県神社庁HPより)