石戸神社

弘前市湯口 (平成21年7月21日)

東経140度24分58.11秒、北緯40度35分13.7秒に鎮座。

この神社は、弘前りんご公園の西2.5km程の辺り、岩木川の右岸すぐにある、湯口集落の中に鎮座しております。境内に湯口公民館があり、地域の中核になっているものと思われます。

御祭神 天岩戸別神
例祭日 七月三十日
由緒
創立年月日不詳であるが、明治三年に村社に列せられて、昭和二十二年に神社本庁に所属し、境内国有地の無償譲与を受ける。
青森県神社庁公式サイトより。

129号線に向かって立つ社号標。左手に見えるデイサービスセンター星の郷の向こうが境内。

伝承によると、本村藤沢のメノコ館に、神通力自在の女子の蝦夷首領がいてそむいた。大同二年平定に当った坂上田村麻呂が神仏に祈って最後に討取った所が当所の清泉であった。大石を重ねた石堂にその霊を鎮め石戸権現をまつったという。
当社は古くは大重院・医王山薬師堂と称し、慶長八年(1603)再建され、明治の初め石戸神社と改称した。祭神は天石戸別命・小彦名命である。

天石戸別命とは「古事記神話の神。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨に従う。門戸の守護神。門(かど)の神。」Goo辞書
坂上田村麻呂に征伐された蝦夷首領の霊を石戸権現といいながら、御祭神が天石戸別命と言うのはどうしてでしょうか。

神社入り口。右手奥は湯口公民館。

二の鳥居に架かる金属製の注連縄

拝殿

逞しい津軽半構え狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和19年(1944)5月建立)

本殿

御神馬

(昭和19年(1944)建立)

忠魂碑 石塔