白山姫神社

弘前市鳥井野 (平成21年7月21日)

東経140度25分14.04秒、北緯40度35分28.28秒に鎮座。

この神社は、弘前市の西3.5km程の辺り、岩木川の左岸すぐに鎮座しております。

御祭神 菊理姫命
例祭日 七月十六日
由緒
当社の創立は詳ならず津軽藩時代は善神宮と称する。明治六年如来瀬村神明宮に合祭同八年十二月復社同九年十二月村社に列せられる。明治三十九年四月勅令第六号同年六月内務省令二十号に依り神饌幣帛料供進指定せられる。
昭和二十一年六月一日法人令に依り届出で神社本庁に所属する。
昭和二十四年八月三十一日国有境内地の譲与を受ける。
青森県神社庁公式サイトより。

神社入り口

 白山系の神社は祭神が白山比当スであるが、のちに加賀の白山が修験道の霊場とされて、修験僧の入山が盛んになった頃より、菊理媛命・伊邪那岐命・伊邪那美命の三神を合祀、三神を阿弥陀如来・勢至菩薩・観世音菩薩の垂迹神として白山三所権現と称していた。
 当社の由緒や創立年は不明であり、明治初期の統廃合の際の記録にも見えてない点を考えると、おそらく鳥井野村成立の際、草分格の家の私社を共同の氏神としたものではないかと推察される。
岩木町教育委員会

一の鳥居に架かる金属製の注連縄

二の鳥居と鬼コ

三の鳥居と境内

御神馬

(昭和15年(1940)7月吉日建立)

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(明治28年(1895)5月16日建立)

本殿

境内の末社

燈籠

社号標 庚申供養塔