愛宕神社

弘前市真土 (平成21年7月20日)

東経140度26分07.78秒、北緯40度35分53.63秒に鎮座。

この神社は、弘前市の東3km程の辺り、岩木川左岸すぐに鎮座しております。

御祭神 香具土神
例祭日 六月五日
由緒
創建年月は明らかでないが、明治六年四月、駒越村、愛宕神社に、合祀されたが、明治八年二月、復社願済み、明治九年十二月に村社に列せられる。昭和二十一年四月八日、法人令による宗教法人となる。昭和二十四年七月三十日、国有地境内地の無償譲与を受ける。
青森県神社庁公式サイトより。

神社入り口

愛宕神社(真土)
愛宕神社の起源は、天応元年(781)和気清麻呂が光仁天皇の勅命により、京都愛宕山に平安京の鎮護として愛宕山権現を祀ったのが始まりであり、本地仏は勝軍地蔵である。江戸時代に入ってから、垂迹身の迦具土神が火の神であることから、城下や町村の防火鎮火の神として信仰されるようになった。津軽においては藩祖津軽為信が家運長久国家安康の祈願所として、慶長六年(1601)浅瀬石村(現在黒石市)に勧請したのにはじまる。当地に祀った年代は不詳であるが、植田に愛宕神社を遷座した後に分身を祀ったものと思われる。
岩木町教育委員会

社号標と地名の由来

地名由来
地名の初見は寛永十七年(1640)。語源は良質の土を産するところから「真土(まつち)」となった。藩政時代よりこの土を使い下川原焼等数種の焼物を焼き、特に悪戸焼は藩主の奨励をうけ、松前等に移出。藩の財政充実に資した。

注連縄。氏子さん達の高齢化でしょうか。どこでも造り手がいなくなっているようです。

境内

境内入り口、年代不明の狛犬。拡大写真はこちら。

御神馬

(昭和15年(1940)旧5月14日建立 村中婦人一同)

拝殿

本殿