辨財天宮

東津軽郡外ケ浜町(平成20年9月10日)

東経140度20分54.06秒、北緯41度15分34.02秒に鎮座。

【神社情報・gamanさんより】
 龍飛崎(竜飛岬は「津軽海峡冬景色」の歌詞で、正式には「龍飛崎」だそうです)は風も無く、すばらしい天気でした。
 龍飛崎の先端には帯島という島があり、その中央に真っ赤な神社があります。それが辨財天宮です。残念ながら狛犬はいませんでしたが、小さな社で大きな津軽式(というのかな?)の注連縄が印象的でした。
 対岸には北海道の松前半島が良く見えました。またここには日本で唯一の階段国道があり、龍飛崎から歩いて降りることができます。
 本当に景色のすばらしいところでした。

 この社に案内は無く、御祭神は弁才天と思われますが、勧請年月・縁起・沿革等は全て不明です。

龍飛崎から見る帯島
島の中央、赤い建物が辨財天宮です。対岸には北海道の松前半島も良く見えます。
帯島近景と社殿
神社入口
社殿 社殿に架かる社額
小さな社の大きな注連縄
右本左末で左綯い。
中央部が太く頭貫から縄で支えられ、
〆の子も途中まで編んであります。
津軽独特の注連縄の様に思われます。
国道339号線独特の階段国道は龍飛崎から下に降りることができます。
日本全国、1号線にはじまり507号線まで、国道は数多くあります。その中で唯一、人しか通れない国道が龍飛崎地区にある有名な階段国道です。
 何故このような階段国道が出来たのかというと、国道指定の際、地図を見ただけで国道に指定し、後に車の走れない階段道だと気が付いたといういかにもお役所仕事の結果出来た道だそうです。
「津軽海峡冬景色」の歌詞碑
この碑の前にボタンがあり、それを押すと「津軽海峡冬景色」が流れ、観光客には好評だそうです。