御前(みさき)神社

八戸市小中野8-1-19 (令和6年7月29日)

東経141度31分13.97秒、北緯40度31分19.45秒に鎮座。

この神社は、JR八戸線・陸奥湊駅の西北西800m程の辺り、小中野の街中に鎮座しております。

御祭神 底筒男命・中筒男命・上筒男命・息長帯姫命・武内宿禰命

由緒
当社の主神三坐は別に住吉の大神とも称され、 古来、 その縁起から航海安全・和歌・農業・漁業に関わる神として信仰崇敬されてきました。そして神功皇后の由緒から安産の神としても信仰されました。
さらに古事記・日本書紀の記するところの伊邪那岐命が、 黄泉の国の汚れを受け、 禊祓をされた時に海中から生まれなさった故事により身の汚れ心の汚れを祓清める神としても信仰されてきました。
社伝によると住吉三神の教えを受けた息長帯姫命((神功皇后) が従者の武内宿禰を陸奥に下向させます。そして、新井田川の川口小浜に安着して折り、住吉三神の神霊を受け小祠を造営したことが、 当社の誕生であったと伝えられています。
宿禰は住吉三神を三崎御前と仰ぎ、 息長帯姫命(神功皇后)をも合せてお祠りすることになります。
その後、 坂上田村磨が、当社に武運長久を願って参籠したという言い伝えも残っています。
古くは雷林の地名で呼ばれていた湊館鼻の地から、 平成7年の秋、小中野・江陽地区の産土神であることと、櫛引八幡宮の「お浜入り」にもゆかりある現在地に当社は遷座造営されました。
境内由緒書き より。

神社入口

手水舎

境内

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和3年(1928)10月30日建立)

拝殿

龍と木鼻の狛犬

拝殿内部

本殿