八幡宮

五所川原市金木町蒔田 (平成21年7月19日)

東経140度27分26.24秒、北緯40度54分01.90秒に鎮座。

この神社は、津軽鉄道・金木駅の西600m程の辺り、金木町のほぼ中心に鎮座しております。金木町が門前町だったようです。南を通る2号線に向かって一の鳥居が立っており、参道は100m程もあるでしょうか。参道の北側は車止めが置かれ通り抜けは出来ません。

御祭神 譽田別命・天照皇大神・素盞嗚命・軻遇突智命・倉稲魂命
例祭日 六月十八日

由緒
建立年月日不詳であるが、大永年中浪岡城主北畠具卿の建立と伝へられる。天正年中藩祖為信公の祈願所になり又天明四年金木組廿四ケ村の祈願所に指定せらる。 其の後明治六年に郷社になり。明治四十年一月十五日幣帛供進神社に指定なり。 明治三十八年大火の際悉く類焼罹りたり。明治四十一年拝殿が再建。明治四十二年本殿が再建。昭和二十五年九月十九日境内地譲与になった。
青森県神社庁公式サイトより。

奥津軽総鎮守 八幡宮
祭神 誉田別命(第十五代應神天皇)
《境内社》天満宮 祭神 菅原道真公
由緒
大永年間(1522年〜1527年)浪岡城主 北畠具永卿が金木川上流(喜良市別当の林)に鎮座せるものであったが、現在地に合祀し再建。
天正年間(1573年〜1591年)津軽藩祖 為信公が怨敵退散の御祈願仰せ付けられる。
安永三年(1774年)金木組二十四ヶ村の鎮守社に指定せらる。《金木組二十四ヶ村》とは、五所川原市下岩崎・毘沙門・長富・金木町・中里町・市浦村(十三地区を除く)・小泊村を示す。
境内由緒書より。全文はこちら。

神社入り口と社号標

二の鳥居と参道

三の鳥居と境内入り口

八幡様のお使い鳩と四の鳥居

津軽の人の優しさでしょうか。鳩にも手拭のほっかむりが。

五の鳥居と拝殿

拝殿前の狛犬。堂々とした優れ者の狛犬です。拡大写真はこちら。

(文政5年(1822)正月建立)

向拝下の彫刻と木鼻の狛犬

(文政5年(1822)正月建立)

本殿

天満宮

土地の記憶、まちの記録。

御神馬

裏参道(北側)入り口。左手のバス停は寺町となっています。地図を見ると南台寺・雲祥寺・妙乗寺等があります。明治以前はこれらと一体だったのでしょう。