大山祇神社(奥宮)

青森市内真部 (平成21年7月19日)

東経140度37分4.85秒、北緯40度54分17.9秒に鎮座。

この神社は、内真部川河口に鎮座する大山祇神社の奥宮で、内真部川上流左岸に鎮座しております。

大山祇神社奥宮の沿革
当社は、津軽藩政の頃、山守の番所があった所で、山守達がその守護神として当社を建立し、山神を奉祀、信仰したのがその始りである。この裏方に沢があって番所家戸を称せられているのはこれに因んだものである。廃藩後、明治新政府により官民有林が設定され当所は内真部部落の見継山として経営されるようになり、おやしろは部落民の山神として信仰されるようになった。由来毎年四月十二日を祭日として、山下内真部町内に於て盛大な祭典が執り行われて来たが、大正の初期見継山は社地として分割払下げを受けて今日に至ったものである
因みに日本三大美林の一つであるヒバ林で有名な眺望山はこれより先一三〇米の所にその入口があり、畏くも梨本宮高松宮並に秩父宮両殿下の御光来を賜れり、その頂上にはお手植のヒバ紀念樹が美事に育ち、今にその栄光を伝えている。
社前の老木は厳然として山神の鎮座に相ふさわしく神神しさに自ら心身の清まるのを覚えるものがある。
大山祇神社奥宮宮司
境内由緒書より。原文はこちら。

神社入り口と社号標

参道

境内入り口

社殿

社殿内部