青森市入内駒田 (平成21年7月23日)
東経140度43分07.40秒、北緯40度43分36.40秒に鎮座。
この神社は、青森空港の東2km程の辺り、入内の山深い中にひっそりと鎮座しております。同じ境内に観音堂があり、津軽三十三観音の第二十四番札所となっています。古い由緒を持つ寺院であったと思われますが、由緒書は無く詳細は不明です。
神社入り口
参道
参道の杉
境内
境内入り口の狛犬。拡大写真はこちら。
(明治33年(1900)4月17日建立)
拝殿
向拝下の龍と木鼻の狛犬
本殿。青森市指定有形文化財の狛犬は本殿脇縁に居ます。
薄緑色したこの一対の狛犬は、寛文5年(1665)に越前国新保の中村新兵衛から寄進されたものである。
頭髪が垂れ下がっているところに、その特色を見い出すことができる。狛犬の石の材質は、足羽(あすわ)山(福井市)産出の笏谷石(凝灰岩)であるという。
開港以来四十年という歴史の浅い当時の青森港と、北陸地方との交易、海運事情を解明する上でも貴重なものである。
この狛犬は観音堂に奉納されたようです。現在の拝殿が観音堂で、現在の観音堂は明治以降に作られたと思われます。
(寛文5年(1665)乙巳正月吉日建立)
本殿左右の縁側に居る陶器製の狛犬
向拝下の鳳凰と木鼻の狛犬
境内の末社
例祭日の案内