貴船神社

青森市野内鈴森291-2 (平成24年7月29日)

東経140度49分36.82秒、北緯40度51分08.99秒に鎮座。

この神社は、青い森鉄道線・野内駅の北東1km程の辺り、野内鈴森の街中に鎮座しております。

御祭神 高龗命

由緒
当社は、野内字鈴森、鷲尾山に鎮座する。大同2年(807)坂上田村麻呂の勧請によると伝えられる。 文治5年(1189)源義経が衣川の戦いに敗れ、北海道に渡る途中ここで海上安全の祈願をしたという。 三河国矢矧から妻である浄瑠璃姫が義経を慕ってやって来て、めぐりあうことが出来たがこの地で亡くなった。この時看病した義経の家来鷲尾三郎経春が神社の裏の窪地に埋葬したと伝えられる。このあたりは鷲尾を呼ばれ、鷲尾山・鷲尾橋にその名が残っている。
本社は京都鞍馬山に鎮座する貴船神社であるが、源義経は幼少時鞍馬山で育ったので、野内に来た時に信仰する京都貴船神社を思い出し、渡航祈願をしたという。
御祭神高龗命は、雨乞い、止雨乞いの神として、古代から作物に必要な雨を降らし、長雨を止める神として崇敬されてきた。弘前藩4代藩主津軽信政公は、領内4社の1つとして深く信仰し、毎年1度の藩主公の代拝があった。天候が不順な年にはこの4社へ風雨順調を祈願した。その折は御神徳により天候が回復したという。 明治6年3月村社に列せられ同42年8月27日神饌幣帛料供進を指定される。
諏訪神社庁公式サイト より。

参道入口

入口左右の狛犬

(昭和9年(1934)8月19日建立)

境内入口

境内

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

本殿


末社 英霊碑