湯沢市内館山16(平成22年8月19日)
東経140度29分47.14秒、北緯39度9分24.39秒に鎮座。
この神社は湯沢駅の南東約800mに鎮座しています。道路から境内までは石段の参道が続き、途中に両部鳥居が建立されています。境内中央奥に赤い社殿が建立され、境内社も二社祀られています。湯沢の市街地から山側への入口辺りに鎮座する神社で静かな佇まいを見せています。
御祭神:多紀理姫命、息長足姫命、本院別命、狭依毘売命
祭礼日:8月15日
境内社:稲荷神社
由緒:創立慶長7年、旧社格無格社。
創建の初めを尋ねるに、慶長7年旧藩主の祖佐竹左中将源朝臣義宣公遷封の際主命を奉じて当郷を支配す。
抑々八幡神社は旧藩主家祖先以来の氏神にして、本国常州水戸府中より奉遷したことにより、同9年壮麗な社字をこの地に建立してこれを鎮祭し、一郷の人々挙げて崇敬する。
然るに文政2己卯年4月8日の大火により市中百余戸焼失、延びて本社堂宇にも及び、ことごとく灰燼となる。爾後仮に堂宇2尺四面鞘堂8尺四方のものを営み奉斎して来た。
年経て明治16年南家佐竹義隣敬神の念篤い諸氏の協賛を得てこれを再建するも、歳月推移の中に殿屋大破に及ぶ。
抑々現在殿は明治14年明治天皇御巡幸の時、当地行在所の建材を遷用したものであって、千載一遇の御幸記念を永久に伝えているのである。
(「秋田県神社庁公式サイト」より)
参道入口 | |
石段参道途中に立つ両部鳥居 | 鳥居に掛かる額 |
境内入り口 | |
境内の様子 | |
拝殿前、文久2年生まれの狛犬 元々は結構な出来の秋田狛犬でしたが、阿の顔面が欠けて無くなっています。残念。 狛犬の拡大写真はこちらで |
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(文久2年(1862)壬戌6月吉日建立) |
社殿 |
社殿内の様子 参拝時には気がつきませんでしたが、写真で見ると一体だけの神殿狛犬がいるようです。 |
境内社:稲荷神社 | |
境内社 | |