由利招魂社

由利本荘市尾崎8(平成22年8月18日)

東経140度3分3.44秒、北緯39度22分52.83秒に鎮座。

 この神社は本荘公園内、本荘神社南に鎮座しています。此の地は江戸時代に入ってから築城された近世城郭・本荘城の本丸跡で、江戸時代には六郷氏が240年間領有していましたが、明治2年(1869)に廃城となっています。

 御祭神:中山隆吉盛章命他3,676柱命
 祭礼日:4月29日
 由緒:明治9年明治天皇が東北地方を巡幸された折、戊辰の役において県内で戦死した英霊を弔うようにとの宣命と金弊を下賜されたので、当時の由利郡民が感激して明治20年6月に旧本荘町出戸町字井戸尻に顕彰碑を建立したのが始まりである。
 以来日清・日露戦役において郡内出身者が多数戦死されたのでその英霊をお祀りするために、明治40年に本荘公園内に現在の社殿を建築して官祭本荘招魂社と称し、毎年盛大な祭典を執行した。
 以来第一次世界大戦、満州事変、支那事変、大東亜戦争で戦死された3,676柱の英霊をお祀りしている。
 昭和33年に奉賛会が結成され、平成元年に本荘由利郡民の総力により幣殿を増築し大改修を完成した。
(「秋田県神社庁公式サイト」より)

社頭
入口に立つ靖国鳥居
境内の様子
拝殿
拝殿に掛かる額「招魂社」
弊殿・本殿鞘堂と本殿正面