神明社
由利本荘市吉沢上林41(平成22年8月17日)
東経140度7分5.97秒、北緯39度15分42.86秒に鎮座。
この神社は由利高原鉄道・吉沢駅の南約400mに鎮座しています。
入口には「村社神明社」の社号標が立ち、7〜8分ほど石段を上がると境内に行き着きますが、その間二基の鳥居と数々の石碑が建立されています。参道両脇は杉や自然林の森で、夏とはいえ下界とは数度の温度差がありかなり涼しく感じました。
拝殿前には建立年代不明の秋田狛犬がおり、屋根の裏が朱色に塗られた拝殿は至る所に彫刻が施された素晴らしい社殿です。神明造りの本殿内部に宮殿も安置されているそうですが、本殿は鞘堂内に納められ、拝見することはできませんでした。
御祭神:天照大神
祭礼日:4月15日
境内社:金刀比羅神社・秋葉神社合殿、宮比神社
由緒:正保元年2月14日、佐藤左衛門之亟が、伊勢神宮に代参した折、その尊厳さに深く感激し尊敬のあまり、神宮の御神木と、社殿の土を拝戴して帰り、地区民一同で上林の地に御堂を建立して天照大御神を勧請したと言い伝えられている。
享保3年氏子の数が多くなり、社殿が狭くなったので、三浦三四郎所有の弥市山の一部を寄付してもらい新社殿を建立した。
その時三浦助右衛門家の三尊仏を祀る。
天保11年、新御堂造営。
天保12年焼失。
文久元年近代的な神社造営の協議をし、代官と奉行に陳情、文久3年許可。
慶応3年着工から4ヶ年の歳月を要して完成。
明治6年5月三尊の仏体を廃し神明社となる。
大正4年本殿新築、拝殿増築現在に至る。
平成16年〜17年、本殿・拝殿・幣殿・神輿殿他計7点が国の登録有形文化財に指定される。
(「秋田県神社庁公式サイト」より)

社頭 |
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参道入口 |
社号標
「村社神明社」 |
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参道入口に立つ台輪鳥居 |
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石段参道の様子 |
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水天宮 |
古峯神社 |
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石段参道の様子 |
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参道途中に立つ二の木製両部鳥居 |
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石碑 |
青麻三之宮 |
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石段参道の様子 |
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石段参道両脇に聳えるご神木・大杉 |
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境内入り口 |
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境内の様子 |
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拝殿
屋根の裏が朱色に塗られ、至る所に彫刻が施された素晴らしい社殿です。 |
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蝦虹梁上に乗り、社殿を支えている力士さん達
額に緊箍児(きんこじ)か冠の様なカチューシャ様の物を巻き、穏やかで力強い力士さんです。
拝殿・拝殿彫刻の拡大写真はこちらで |
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幣殿・本殿鞘堂 |
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神池と境内社 |
境内社:金刀比羅神社秋葉神社合殿 |
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境内社:宮比神社 |
神輿殿 |
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