稲荷神社

横手市増田町亀田前鳥山1 (平成22年8月19日)

東経140度34分3.36秒、北緯39度13分8.74秒に鎮座。

 この神社は十文字駅の東約3.7kmに鎮座しています。道路が二股に分かれる角に社号標と出羽三山碑が立ち、70〜80m程奥に神社があります。入口には変わった注連柱があり、石段の参道を上がると境内。正面に嘗ては藁葺き屋根だったと思われる豪壮な拝殿が建ち、渡り廊下で社務所と繋がれています。その奥に弊殿本殿がやはり繋がれて建立されていますが、拝殿四隅の組み物の上から力士達が睨みをきかしていました。
 関東の稲荷神社とは随分雰囲気も規模も違うな〜、と言うのがこの社へ参拝しての感想でした。

 御祭神:稲倉魂命
 祭礼日:9月1日
 由緒:創立年月日不詳。
 明治6年村社に列せられ、明治45年4月17日神饌幣帛料供進神社に指定される。
 当社は亀田郷中八集落の総守護神として崇敬を集めている。
(「秋田県神社庁公式サイト」より)

出羽三山碑 社号標「邨社稲荷神社」
一般道と共用の参道の様子
社頭
入口に立つ変わった注連柱と石段の参道
石段の参道脇に置かれた石仏 庚申塔
境内入り口
境内入り口に立つ両部鳥居
境内の様子
嘗ては藁葺き屋根だったと思われる豪壮な拝殿
拝殿に掛かる額
拝殿目抜き彫刻・龍
拝殿木鼻・狛犬
拝殿四隅の組み物の上から睨みをきかしている力士達
後方の力士達は拝殿と弊殿の屋根に挟まれて良く見えないのですが、前方の力士達には胸や腕に奉納者か作者の地域名と人名が彫られています。迫力のある顔つきと体格です。
弊殿
本殿
ご神木