保呂羽山波宇志別(ほろわさんはうしわけ)神社

横手市大森町 (平成28年8月21日)

御祭神 安閑天皇・他二十神

由緒
社記によると天平宝字元年8月15日創建。
延喜式内社、出羽国九座の一.旧社格県社。明治39年9月28日神饌幣帛料供進神社に指定される。
大友右衛太郎吉親が大和の金峯山より安閑天皇の御分霊を戴き御祭神とする。
この神社は昭和32年8月15日に鎮座1200年祭を執り行っている。
往古横手城主小野寺遠江守義通より神領500石の寄進あり、慶長7年佐竹義宣移封後110石寄付せられ以来国社と称し、藩内各神社の第一位に置き篤く崇敬せらる。
爾来国内水旱の難、疫病の患いある時、又幕府へ参勤の節は藩主自ら城楼に登り遥拝式を挙げ更に宗族重臣を遣わして代拝奉幣式を執行せられる。
旧藩時代の例格である。又本社は勿論下居社神楽殿神門鳥居に至る迄、その経営修繕悉く藩費を以て支弁せらる。
又代々の藩主より神鏡、神興、御獅子、直筆額面等尊崇の篤かった神社である。
神事霜月神楽は、天正18年5月3日大友右衛門太郎吉継の書き遺せる、保呂羽山開山以来之祭祀之次第により、祭式行事を行う。
昭和52年国重要無形民俗文化財に指定せられる。
尚神楽殿は室町中世の両流造りの建造物として、昭和55年国有形重要文化財に指定せらる。
秋田県神社庁公式サイト より。

里宮

本宮

神楽殿