保量神社

山本郡三種町外岡羽立(平成18年7月25日)

 この神社は秋田自動車道・八竜ICの東北東約3kmに鎮座しています。
 案内が無く、創建その他は分かりません。秋田市四ツ小屋の同名社は明和2年(1765)に末戸松本地内の開墾の際、青石が出土し、その下から田に水を引くための泉が湧出。この石をご神体として祀ったもので、男鹿市船川の新明社内・保量神社は常陸国水戸品川より慶長年間に漁業の神として勧請したもので、八重事代主神を御祭神としています。この様に御祭神にも一貫性がないので、この神社も何処から勧請され、御祭神は何方なのか分かりませんでした。

神社入口 参道の様子
縦置きの、慶応2年(1866)生まれの奥眼、ブタ鼻狛犬。
筋肉質で上半身の逞しい身体をしています。
尾は浪花系で団扇型、阿の上顎が大きく欠けています。
(慶応2年(1866)建立)
拝殿 神明造りの本殿