御座石(ござのいし)神社

東経140度39分13.82秒、北緯39度44分55.68秒に鎮座。

仙北市西木町桧木内相内潟1 (平成26年6月7日)

この神社は、田沢湖の北岸近くに鎮座しており、一の鳥居は湖に向かって立っております。

御祭神 事代主神・綿津見神・龍神(龍子姫神)

由緒
槎湖中勝地四所(蛭石、湖頭、白沙浜、御座石)の一であって御座石と称し、水面と等しく平坦な岩石で然も畳のような区画がある。上古より石標を立て当湖の主神を尊崇し幣物を献ず。文化8年8月領主佐竹義和公巡見の際社殿を建立し休息所と確定す。天保年中に至って、又官費を以て再建す。明治44年9月10日生保内村潟無格社蛭見神社・同村同字同浮木神社を合併し龍神社とあるを御座石神社と改称す。
秋田県神社庁公式サイト より。

遠く往古より世に知られ、雅名を槎湖と云い、又辰子潟とも呼ばれている此の田沢湖の湖畔第一の名勝地に鎮座する当神社の由来は、今より凡そ600年前室町時代に熊野権現を信奉する巡錫の修験者が此処を撰び湖岸在る畳の如き平坦な岩頭に於て修行、湖主竜神に神通せんと水想観の蘊奥を究め一祠を創建して修験の座としたと云う縁起に因ると伝えられている。
爾来霊顕あらたかにして、湖中に金物一切を禁じ、四季七種の木々生える神秘な雨乞石に手を触るる時、湖は荒び晴天忽ち雷風雨を呼ぶとされ、神威は此処に永遠に沈められたものである。
古来湖水に斎戒沐浴して竜神を信仰すれば美人は益々美を増し、醜女悉く美貌になると伝えられる。千古の湖、神秘境鎮護の一宮として朝野の崇敬厚く由緒深い神域である。
境内由緒書き より

湖畔に立つ一の鳥居

参道

茅の輪

拝殿

拝殿内部

本殿


たつ子姫像

絵馬

御神木