山神社

男鹿市福川(平成18年7月24日)

 この神社は福川地区の西部浄水路近くに鎮座しています。道路から極細い参道を入ると手前に公民館が建ち、明るい境内奥に狛犬が二対、その更に奥に社殿が建っています。そして境内脇には三吉大神像や庚申塔等が纏められていました。
 創建は分かりませんが、御祭神は大山祇神、天照皇大神、青龍大神です。

神社全景
手前の年代不明の狛犬。
秋田の場合、大体が手前の狛犬の年代が古いので、
社殿前の文久2年(1862)以前ではないかと思われます。
やや潰れ顔で眉毛が大きく前に付きだし、奥眼の印象を与えています。
鬣の立体感が少なく表現されています。
文久2年(1862)生まれの太め秋田狛犬。
能ある狛犬は爪を隠す?脚の爪が奥に引っ込められています。
(文久2年(1862)3月16日建立)
三吉大神像二基。
右側の像はとても躍動感のある良い彫りをしています。
不動明王?像 象頭山碑
多数の庚申塔