中山神社

男鹿市脇本樽沢(平成18年7月24日)

 この神社は脇本樽沢地区に鎮座しています。秋田狛犬が3対も居て、杉林の鎮守の森は気持ちよく、落ち着いてすっきりした拝殿と、流造の優雅で綺麗な本殿はよく手入れされています。
 案内が無く、創建由緒はわかりませんが、御祭神は大名牟遅神、少比古那神という出雲系の神様です。4月8日の例祭には、今では貴重な神事・湯立て神事が執り行われるようです。また樹齢約300年以上といわれる男鹿市内で一番大きいという天然記念物の大イチョウがありました。

神社入口にいる嘉永3年(1850)生まれのブーちゃんタラコ唇狛犬
(本当は歯をむき出しているのでしょうが)。
獅子頭のような、鼻孔が横に広がった鼻をしていて、
前脚の臑毛がお腹に沿って後ろ足にまで届いています。
(嘉永3年(1850)8月建立)
緑深き参道の様子
境内への階段下、境内社・太平山神社前の潰れ横広顔狛犬。
螺髪のようなイボイボ鬣が沢山付いています。
夫は「この狛犬は猪八戒みたいだな。」といっていました。
綺麗で落ち着いた拝殿 流造の優雅な本殿
境内入口にいた草むらに直置きの狛犬。
口蓋がはっきりと描かれ、良い面構えです。
全体に均整が取れた体つきで堂々と坐しています。
この狛犬は高い台座に置いたらきっと素晴らしい逸品になるでしょう。
七庚申、庚申塔 太平山、象頭山碑
山神