男鹿市野石字野石(平成18年7月26日)
この神社は、国道101号線と54号線が交わる信号角に鎮座しています。入口を狛犬が守り、鳥居を潜ると灯籠が三対、その奥正面に拝殿と本殿が建っています。その本殿縁には木彫神殿狛犬の成れの果てと、謎の石造物体・下肢の様な物が置いてありました。秋田には神殿狛犬を置く習慣は無いものと思っていましたが、そうでもないようです。また境内隅には沢山の碑と末社が建っていました。
案内が無く創建は分かりませんが、御祭神は誉田別神、天照皇大神、伊邪那岐神、大名持神、大物主神、須佐男神と多種多様なメンバーです。是は明治40年に、近隣の神明社、伊豆神社、八坂神社などの神々を合祀したためでしょう。
社号標 | 神社入口 |
文久2年(1862)生まれの秋田狛犬。 やはり上向きで潰れ顔、太めです。秋田の狛犬全般にいえますが、阿の口の開け方が小さいですね。 東北の人も寒さや雪のせいで余り口を開けずにしゃべりますが、狛犬まで似せて造るのでしょうかね〜。 |
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(文久2年(1862)8月建立) | |
拝殿 | 本殿 |
本殿縁に置かれた神殿狛犬の成れの果て? | 本殿縁に置かれた謎の物体・下肢。 |
太平山碑 | 境内社 |
末社群 | |
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