八幡神社

男鹿市脇本百川字夏張81(平成18年7月24日)

 この神社は脇本百川地区の54号線・男鹿琴丘線に面して鎮座しています。社殿の建つ境内は木々の茂った一段高いところにあります。その斜面には沢山の百合の花が咲き誇り、目眩がするくらい芳香が漂っていました。
 旧村社で百川の産土神です。創建は分かりませんが、御祭神は誉田別命、天照皇大神、今木大神です。この中で余り聞き慣れないマイナーな神、今木大神とは「神今食(かみいまけ)」で、新嘗祭で穀霊等から生気、元気をいただく祭の神との事です。

社号標 神社入口
入口にいた年代不明の狛犬。
とは云っても奉納者が全て名のみの記載となっているので、江戸時代の狛犬と思っています。
この狛犬も秋田では珍しいものと思います。
比較的前向きで扁平顔。短い鬣と顎髭で仮面を付けているように見えます。
下の境内の
三吉大神像、太平山碑、二十三夜塔
下の境内に纏められた庚申塔
階段上の境内に建つ拝殿 本殿。
斜面に咲く百合の花が芳香を漂わせていました。
三吉神社 猿田彦大神