新山神社

能代市字新山前97(平成18年7月25日)

 この神社は奥羽本線・東能代駅の南東約1.2kmに鎮座しています。豊かな鎮守の杜の中、紫陽花を背に昭和11年生まれのずんぐり狛犬がおり、赤い屋根の綺麗な社殿が建つ清々しく落ち着いた神社でした。
 案内が無くこの神社の創建由緒はわかりませんが、同県内・由利本荘市に同名社があり、そちらは修験道の荒行が姿を変えて伝承された真冬に行われる奇祭「裸まいり」が有名です。また、新山神社は主として東北北部から日本海側の福井あたりまでに多い神社の様です。

社号標「鎮守 新山神社」 神社入口
昭和11年生まれのずんぐり狛犬。
潰れ顔、頭上は扁平で、顔の真横に出雲丹後狛犬のような大きく太い耳を垂らしています。
平歯で阿は舌がよく見えます。
(昭和11年旧9月17日建立)
社殿 境内の様子