七高(しちこう)神社

にかほ市院内城前64 (平成28年8月19日)

東経139度58分45.95秒、北緯39度16分02.00秒に鎮座。

この神社は、JR羽越本線・仁賀保駅の南南東2.5km程の辺り、城前の街外れに鎮座しております。

御祭神 天照大御神・大己貴命・大物忌命・建速須佐男命・少彦名命

由緒
創立年代不詳であるが天平17年鳥海山噴火に際し、鳥海山に祭祀せる神霊を七高神社に合祀し国家繁栄、五穀豊穣を祈願した所という。
鳥羽天皇の天仁2年、由利八郎左衛門院内村に山根城を築き居城とし守護神となした。
応仁元年9月領主仁賀保の祖小笠原兵庫頭、信濃より下り来て居城し守護神とした。
同2年田地1万束刈を守護料として寄進せられ、仁賀保53ヶ村の総鎮守となした。
明暦2年神殿建替、延宝8年3月建替、寛政10年7月建替、明治42年12月16日境内社神明社合祀、明治43年2月27日杉山月読神社合祀、大正15年4月15日指定村社となる。
昭和27年12月16日建替、昭和29年11月、月読神社杉山地区へ遷宮。
仁賀保氏の信仰篤く、祭事、神事奉仕のため十八坊を立置かれ、例年正月元日より7日まで、例祭日は旧暦3月15日より17日まで又210日前3日間の大祈祷を執行し領内人民の総べて参拝せしめた。
殊に正月7日迄の参篭大祈祷の後8日には御神符を拾い上げられた。
祭事神事の厳修は今も残り御門松、大御饌、大散飯、御頭神事等畧すことなく伝えられ県指定無形民俗文化財となっている。
秋田県神社庁公式サイト より。

由緒
由緒書によると「七高神社は奈良朝聖武天皇の天平18年(746)に院内村国一殿に創建す」とあり、神霊大物忌大神を七高神社に合祀して国家安泰、五穀豊穣を祈願したと伝えられています。
応徳2年(1085)に、由利氏が院内村にに山根館を築き居城の守護神とし、応仁2年(1468)には仁賀保家の祖大井伯耆守友挙が同じく守護神とし、その年に田地一万束刈を守護料として寄進し、仁賀保領内の53ヵ村の総鎮守として崇敬しました。・・・・・・
境内由緒書き より。

参道入口

一の鳥居

二の鳥居

拝殿

拝殿前の秋田型狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

本殿


三社殿

相馬太田神社

古峯神社

菅原神社