八郎神社

潟上市昭和大久保野村(平成18年7月26日)

 この神社は国道101号線と多目的研修センターの中間から、八郎潟調整池に向かった突き当たり左に鎮座しています。
 由来碑には「かつて八龍社あるいは八龍の宮と称し、湖水の神として深く信仰されてきた。例祭日は旧暦2月16日であった。明治期には八竜神社となり、祭神は和多津見命とされている。
 創建の時期は不明であるが、奇しくも八郎潟の主八郎はこの地方の樵夫であったとする説話が「柞山峯の風」(延慶元年1744))に記されているので、江戸時代前期までさかのぼり、野村が藤崎村と言われた頃、潟端に祀られたと見られる。」とあります。
 八郎潟周辺にはここの他にも八郎または八龍神社がまだ何社かありました。

社号標 神社入口
昭和6年生まれの秋田狛犬。
眉毛が太くまん丸目玉、平歯で小さな牙を生やし、顎髭は左右分けで先をカールさせています。
尾は薄めで毛先で5つに別れています。
(昭和6年3月15日建立)
拝殿 本殿
七庚申塔 太平山三吉神社碑