薬師神社

大仙市協和荒川薬師堂3-4(平成22年8月18日)

東経140度20分52.51秒、北緯39度36分42.35秒に鎮座。

 この神社は羽後境駅の東南東約2.3km、46号線沿いに鎮座しています。一の鳥居は境内から400mも南の旧道沿いに立ち、神社の入口には三の鳥居が建立されています。その間参道は46号線に分断され、やや雰囲気が壊されるのは否めません。その46号線から見える奥の大きな森がこの社の鎮守の杜で、森の中に昔日は萱葺だったと思われる重厚な屋根を持つ拝殿や、一段高い所に組物の力強さを感じさせる本殿が建立されています。又、境内の片隅には喉の渇きを癒してくれる美味しい御神水が湧き出でており、境内社なども祀られています。

 御祭神:少彦名神、菊理媛神
 祭礼日:7月8日
 境内社:保食神社、稲荷神社、金玉神社、山神社、八幡神社
 由緒:創立は不詳であるが、寛文12年までは薬師堂山嶺に建立されていたが、現在の地に山腹を開いて改築する。
 菅江真澄『月の出羽路』写生図には、薬師堂日照山大権現とある。
  明治はじめまでは全村の産土神として崇敬されたと記録にある。
  現社殿は明治32年改築、境内は250年の巨杉の杜である。
(「秋田県神社庁公式サイト」より)

境内から400mも南の旧道沿いに立つ一の鳥居と額
一般道と共用の参道途中に立つ二の鳥居
参道を横切る46号線
奥の大きな森がこの社の鎮守の杜です。
社頭
神社入り口に立つ三の鳥居 社号標
参道・境内の様子
昔日は萱葺だったと思われる重厚な屋根を持つ拝殿
神額
目抜き彫刻・龍
水引虹梁彫刻・龍
木鼻・狛犬
拝殿四隅の組み物の上から睨みをきかしている力士達
ここの力士も、力強さよりは繊細な優雅さを感じさせます。
力士の拡大写真はこちらで
本殿への石段参道
本殿
境内社 境内社
立石 御神水