大仙市佐野町2(平成22年8月18日)
東経140度28分34.01秒、北緯39度28分2.11秒に鎮座。
この神社は大曲駅の北西約700m、50号線に面して鎮座しています。極小さな社地の神社ですが、嘗て鎮霊のために植えられた三本の大杉は羽州街道の象徴となっていたようです。
この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明ですが、案内板に下記のような伝承が書かれています。
口承によれば江戸期、津軽公の参勤交代の際、法外な酒代を要求した玉川渡しの船頭たちが、この地で佐竹藩により処刑獄門にさらされた。
以後、玉川渡しでは数々の奇怪なできごとが続発した。
そのため花館の村人は、処刑の地に三本杉を植え、亡霊塔を建て船頭の霊を鎮めた。三本の杉は巨木となって、羽州街道の象徴となったが老朽のため昭和50年に伐採された。
社頭 | |
神社前方に祀られる唐松大権現、相撲萬霊塔、稲荷神社? | |
入口に立つ両部鳥居 | 「三本杉と亡霊塔」 案内 |
昭和50年、老朽のため伐採された、社名の元となった三本杉の切り株 | |
境内の様子 | |
社殿 | |
水引虹梁彫刻・龍 | |
木鼻・狛犬 | |
境内社 | 境内社 |