幕林八幡(まくばやしはちまん)神社

大仙市鑓見内幕林143 (平成26年6月6日)

東経140度31分35.27秒、北緯39度31分11.85秒に鎮座。

この神社は、JR田沢湖線・鑓見内駅の北西700m程の辺り、広く豊かな杜に囲まれ静かに鎮座しております。

御祭神 誉田別命

由緒
幕林八幡神社は、その昔、八幡太郎源義家の軍勢が八乙女山にこもる阿部一族を討つため本陣を張ったところと伝えられています。社殿は5間4面社で、明治8年(1857)に郷社となり地域の深い信仰を集めています。神殿は、江戸時代初期の建造といわれ、建物を保護する大きな鞘堂で包まれています。昔は広い社地一帯に杉の古木が繁っていましたが、戦時中の木材調達により伐採されました。現在の杉林は昭和25年の植裁で、少しづつ往時の姿がよみがえっています。
神社には、義家公奉納と伝えられる鑓一振りや、戸沢安盛氏奉納とされる石鏃、萩津勝孝の描いた「首実験図」などの貴重な資料が収められています。文政11年(1828)菅江真澄はここを訪れ、神社のスケッチのほか、その由来を詳しくかきのこしています。
境内由緒書き より。

参道入口

鳥居

随身門

随身様

境内

参道途中の狛犬。拡大写真はこちら。
(紀元2600年 昭和15年(1940)建立)
拝殿前のコンクリート製狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

本殿覆屋


石碑

県道105号線側、裏参道入口。