金比羅神社

秋田市土崎港中央6(平成18年7月26日)

 この神社は奥羽本線・土崎駅の南約600mに鎮座しています。境内は駐車場として使用されていました。
 御祭神は大物主命、崇徳天皇神霊の二柱です。
 由緒:社伝によると、宝暦元年(1751)土崎の沖合いでシケに遭った船頭が、海神の導きにより無事入港できました。その折、積荷の中にあった神面をご神体とし、若狭国西津の船主・古川谷嘉太夫が、讃岐金比羅宮の御祭神である大物主命を勧請し、土崎港に一社を造営したのが創祀といわれています。

神社入口
昭和5年生まれ、典型的な秋田狛犬です。
御祭神に道真公のお名前は見えませんが、奉納者が 「天神共栄講中 創立十年紀年」とあります。
体表に煤けたような跡があり、火事にでも遭ったのでしょうか。


天神共栄講中
創立十年紀年
(昭和5年旧1月25日建立)
拝殿 本殿
境内社 境内社