火結(ほむすび)神社

秋田市太平山谷貝ノ沢(平成18年7月23日)

 この神社は太平山谷地区の28号線から貝ノ沢温泉方面に向かい、温泉や公民館を通り過ぎ、車道の行き止まり左に鎮座しています。
 この神社そのものの創建由緒はわかりませんが、秋田大学医学部のある柳田地区に大ケヤキで有名な鎌倉時代創建の同名社があります。江戸時代の紀行家・菅江真澄(1754〜1829)もここを訪れているそうです。
 御祭神は火結大神(ほむすびたいじん)とありますが、この神は火之迦具土神・火産霊神(ほむすびのかみ)ともいわれ、火の神様です。

神社入口 社殿の額「火結大神」
入口の狛犬。
台座には昭和48年とありますが、狛犬そのものはもっと古いのではないか?という印象です。
こちら独特のへちゃむくれ顔で、歯をむき出し、立派な体格の狛犬です。
なまじ口の中に彩色しない方がいいのでは? という感じです。
(昭和48年4月吉日建立)
社殿