秋田市広面谷内佐渡82 (平成28年8月17日)
東経140度09分43.25秒、北緯39度43分25.42秒に鎮座。
この神社は、秋田自動車道・秋田中央ICの西北西2km程の辺り、大平川の中洲に鎮座しております。
御祭神 天照皇大神・木花開耶姫命・宇賀魂命
由緒
東山文庫の久保田名所記の宝永6年の記録に『舟木久助といふ有徳の者あり、ある夜の夢に深山の大石そば立ち、しんしんとしたる所に一宇あり、金銀珠玉を散りばめ、荘厳、口にし難き中に、老僧一人来たりて、汝、われを待つこと、まことに久し、祈る所、誠あらば一宇を建てて崇むべし、氏神となりて汝の子孫を守るべし、我は、これ能登の国の霊神なりと、白龍となりて飛び去り給ふ。夢さめて久助は、能登の国の霊神とは石動大明神の御事なりと思ひなして、一宇を建てて勧請し奉れり。太平荘谷内村広面郷に勧請は正応四年辛卯十一月五日で宝永六年己丑迄四百十七年となり、年毎三月五日恒例の祭礼を行ひ、当社別当舟木氏代々これを務む』とある。
それまで舟木氏の住家と土蔵の間にあったが、承応元年9月5日に、郷中の水上で土地高燥で立派な所として、現在の所に神殿を建て遷座された。
文久元年6月5日、腐朽甚しくなり、再建されたのが現在の社殿である。
明治12年8月10日村社に列せられ、明治43年に村内の神明社と稲荷神社を合祀、昭和4年に神饌幣帛料供進神社に指定された。
秋田県神社庁公式サイト より。
参道入口と一の鳥居
大平川に架かる神橋
二の鳥居
境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(天保3年(1832)壬辰9月5日建立) |
拝殿
拝殿内部
本殿
愛宕神社
末社
三吉神社 | 中村神社 |
御神木