行明(ぎょうめい)神社

豊川市行明町宮井戸596(平成20年3月30日)

東経137度24分9.32秒、北緯34度47分41.4秒に鎮座。

 この神社は豊川と豊川放水路に挟まれた地域に鎮座しています。静かな、如何にも村社という佇まいの神社でした。

 御祭神:素盞嗚命、白山比当ス
 例祭日:4月2日
 境内社:星野社
 由緒:この社は「太平記」の正平15年(1360)8月に、吉良治部大輔、西郷兵庫助に加勢し、矢作に陣を張ったと記載されているこの地の名族・星野日向守行明の氏族の崇敬社でした。創建は津島牛頭天王を勧請した文明2年(1470)社殿造営の古社であるとも、「明細帳」記載では慶長7年(1602)の創建であるとも言われ、古くは大塚天王と呼ばれていたようです。
 明治時代には素盞嗚神社と称しましたが、同38年4月、火災に遇い古文書を焼失してしまいました。大正11年水洗鎮座の村社・白山神社を合祀し、同時に行明神社と改称しました。同12年3月指定社となりました。

社号標 神社入口
参道の様子 ご神木
大正15年生まれの岡崎狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
(大正15年(1926)3月13日建立)
向拝のない拝殿
拝殿内の様子

本殿脇の
「村社 白山社・素盞嗚神社
 合祀祈念」碑
本殿
境内社:星野社灯籠に彫られた神名と社殿