伊良湖(いらご)神社

田原市日出町骨山 (平成26年11月2日)

東経137度02分29.60秒、北緯34度34分51.98秒に鎮座。

【狛見倶楽部 佐野支部 クマちゃん通信員より】
神社は渥美半島の突端近くにあります。狛犬は居ませんでした。神厩舎があって、白馬の像が入っています。思っていたより、ずーっと古い神社で、千年以上の歴史があるそうです。建物も趣のあるものでした。伊勢神宮と橿原神宮の遥拝所もあります。

御衣祭で有名なこの神社は、昔伊良久大明神といわれ、その草創は貞観17年(875)にまでさかのぼります。この地が伊勢神宮領伊良湖御厨であったことから、神宮を深い関わりを持っていました。
現在の御衣祭は、4月の第3日曜日に行われます。植木市や出店が並び、大勢の人でにぎわいます。また、大晦日から元旦にかけて行われる火祭り「ごせんだらまつり」では、飛び散る火の粉を浴びて身を清め、新しい年の平安を祈ります。
田原市観光ガイド より

祭神 栲幡千々姫命(たくはたちちひめのみこと)

沿革
伊良湖神社の創建は古く嘉祥元年(848)あるいは貞観十七年(875)とも伝えられ「三河国内神明名帳」には正三位伊良久大明神」と記されている。後世、江戸開幕の慶長八年に「朱印二十五石余」を受け明治に至った。明治三十八年伊良湖砲場用地拡大に伴う集落移転の際、伊勢湾が一望できる宮山から現在地に遷座された。

参道入口

参道

手水舎

参道

鳥居

拝所

中門

本殿


伊勢神宮と橿原神宮の遥拝所

末社

神厩舎