若宮八幡宮

岡崎市西阿知和町(平成18年11月23日)

 この神社は岡崎の市街地から26号線で北上し、井田小北信号で右折。更に北上を続け2.3km程進むと右手角に鎮座しています。地図には単に「八幡宮」と記載されています。又江戸時代には単に「八幡社」と呼ばれる事もあったようです。三河地方で明和4年(1767)に民衆の宗教運動として大流行した、五穀豊穣を願い豊作を感謝する御鍬祭りでは、伊勢を出発した御鍬神がここ西阿知和村若宮社にも巡回した事が記されています。
 案内が無く創建は不明ですが、御祭神は仁徳天皇(大鷦鷯尊)を祀るものと思われます。
 ここは今回岡崎に来て初めて参拝した神社ですが、道路端に鎮座しているにもかかわらず、豊かな杜のお陰で境内は至って静かで、時代を感じさせる白塀に囲まれた本殿や、これぞ本場のしょうわ岡崎狛犬が新鮮に映りました。

社号標 参道の様子
境内の様子 こちらで何カ所か見かけましたが、
木の下に注連縄が張られています。
大正13年生まれ、これぞ本場のしょうわ岡崎狛犬です。実に堂々としていますね〜。
(大正13年10月建立)
拝殿 白塀内の本殿
境内社 御神木