村積神社下宮

岡崎市奥山田町(平成18年11月23日)

 この神社は岡崎市街地の北東に聳える標高257m・村積山山頂に鎮座している村積神社の里宮です。北斗台団地から、村積自然公園に向かう途中右側に鎮座しています。
 この里宮の創建は不明ですが、村積山山頂に鎮座している村積神社の創建は、社伝によると推古天皇(592〜628)の時代に物部守屋の次男・真福が三河の仁木郷に住みつき、真福寺を建立し、村積大明神を守護神として村積山頂に本殿を建立したといわれています。御祭神は大山祇命、木花咲耶姫命、大巳貴命の三柱で、鎌倉時代は細川氏の守護神、近世には奥殿藩主・大給松平家の祈願所となっていました。現在村積神社の宮司さんは岩津町在住の細川氏の末裔だそうですので、もしかしたら細川氏によって建立されたのかも知れません。

神社入口、といっても
この前方に参道は有りません。
入口脇の境内社
昭和3年生まれのしょうわ狛犬
(昭和3年11月建立)
拝殿 拝殿内の様子
流造りの本殿、左右から
本殿脇障子には狛犬が遊んでいます。