岡崎市鴨田町字北浦56(平成18年11月23日)
この神社は徳川家康縁の寺・大樹寺の東隣に鎮座しています。前回は観光目的だったので大樹寺には詣でたのですが、すぐお隣にこんなに可愛い狛犬が居たことを知らず、こちらに足を伸ばすことはしませんでした。今思うと惜しいことをしていたものです。参道の長い神社で、途中には公道が通っていますが、市街地にもかかわらず両脇にはしっかりと樹木が残されています。境内も社殿も境内社も綺麗で整備が行き届いた神社でした。
案内には 御祭神:菅原道真公
由緒:延喜元年(901)太宰府に左遷された菅原道真公には6人のお子様がいて、それぞれ遠隔地に流されていましたが、ここ三河国にも三男・資忠卿が遷され鴨田村に住んで居られました。その折、資忠卿は父君の像を造られ日々拝禮されていましたが赦免を受け帰京した時に、その臣・酒部甕彦は尊像とお暇を戴きこの地に残り、霊像を守護する事にしました。後年、京の北野天満宮造営時には、この社も北野天満宮と称し、村の産土神となりました。徳川家からも崇敬を受け、明治5年には村社となりました。
とあります。
社号標 |
神社入口 | 参道の様子 |
明治33年生まれの岡崎天神系の狛犬。傍に行って驚かされたのは、チョット出っ張り気味の目の大きさです。 遮光器土偶の顔を見ているようです。又、阿は身体に似つかわしくないほど大きな角を付け、 吽は鏡餅のような宝珠を付けています。顔以外には線書きのような彫り込みで鬣や尾の模様が付けられ、 殆ど装飾のない原始的な雰囲気を持った滑らかな感じの狛犬です。 |
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(明治33年9月建立) | |
境内入口の両部鳥居 | ご神木 |
拝殿 | 本殿 |
境内社・金比羅社、熊野社 | 境内社・三島社、神明社、秋葉社 |
境内社・津島社、殿神八幡宮 | |
狛犬の拡大写真はこちらで |