経津主神社

岡崎市真伝町字前田27(平成18年11月23日)

 この神社は岡崎市街地の北東に通る335号線が東名高速道路にかかる手前右側に鎮座しています。周囲は市街地化していますが、石垣上の境内は鎮守の杜に護られ、静かで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。ここにはしょうわ狛犬が居ましたが、拝殿、本殿、境内社の屋根上に、瓦材の小さな狛犬達がたくさん居ました。
 社記に 御祭神:経津主命、誉田別命
 由緒:旧記によると役の行者小角が吉祥山の嶺に経津主命を勧請したのが始まりで、永禄2年(1568)に領主の竹中重常により現在地に遷座され、社殿の建立がなされ、村内の氏神となりました。元の社地は今尚吉祥山の嶺にその形跡を残しています。明治42年には八幡社を合併しました。
とあります。
 又、延宝年中(1673〜81)に円空により彫られた木造毘沙門天像・不動明王像は市の文化財に指定され、現在は岡崎市美術博物館で展示されています。

社号標「村社 経津主神社」 神社入口
拝殿
拝殿屋根上の瓦材狛犬
本殿 本殿屋根上のデブ飛び狛犬
一体だけでした
境内社・
毘沙門天神社、秋葉神社
境内社・稲荷神社
境内社・毘沙門天神社、秋葉神社屋根上の瓦材飛び狛犬。良い造りです。
ご神木 境内の様子