金刀比羅神社

名古屋市西区菊井2-3 (平成24年4月29日)

東経136度53分18.15秒、北緯35度10分33.03秒に鎮座。

この神社は、名古屋駅の北東1.5km程の辺り、ビルや住宅がひしめく名古屋の真中に鎮座しております。住宅の隙間に伸びる参道には貴重な緑が保たれ、結構落ち着いた雰囲気となっております。

祭神は大國主命を祀る。
当社の創建は寛政九年、今から百八十四年前であり、古来地方の古社として諸衆の崇敬を厚く享け、殊に文政年間に悪疫流行せし折に、当社を崇敬してその災害をまぬがれた人々多く、病魔退散家運隆盛の神として諸衆の崇敬厚く社運も隆昌を極めたが明治六年布達に依り一時廃社の姿となるも、その後敬神の念厚い氏子の熱願に依り、同年十一月に再興される。社伝に依れば往古愛知郡押切村に連る当社の鎮座地方は東西南北の要路として知られ、西國の諸大名を始め上下の旅人当地に宿泊休憩の折には旅中の安全の奉賽をなせりと伝う。
境内由緒書き より

社号標と一の鳥居

参道

舞殿

二の鳥居

拝殿

ふてぶてしい親父面の浪速狛犬。拡大写真はこちら。
(大正8年(1919)10月建立)
屋根上の飛び狛

拝殿内部

本殿


菊井稲荷社
不明の末社

十一面観音堂

仏像