伊奴(いぬ)神社

名古屋市西区稲生町2-12 (平成24年4月28日)

東経136度54分02.24秒、北緯35度12分19.38秒に鎮座。

この神社は、名古屋城の北2.5km程の辺り、稲生の街中に鎮座しております。街中とはいえ、前には庄内用水の流れがあり、境内は名古屋市緑地保全地区にも指定される程の、緑で覆われ大変景色の良い神社となっております。

御祭神 素盞鳴尊・大年神・伊奴姫神

御由緒
延喜式には『尾張国山田郡伊奴神社』と記載される式内社で、第四十代天武天皇の御代(673年)、この稲生の地でとれた稲を皇室に献上した際に神様を祀り社殿を創建したものと伝えられる。

「延喜式神名帳」に「山田郡伊奴神社」とあり、「尾張本国帳」には「従三位伊奴神社」とある。素盞鳴尊、その子大年神と伊奴姫神を主神とする。天武天皇の時、このあたりから稲を献じ、それに併せて神を祀ったのが創始と伝える。また、稲生町の地名の起りともいわれている。
名古屋市教育委員会

天武天皇(白鳳)2年(673年)、この地で取れた稲を皇室に献上した際に社殿を建立したと伝えられる。
延喜式神名帳に尾張国山田郡伊奴神社と記されている。式内社。
江戸時代には「熊野権現」などと称していたが、村名の稲生からの類推で、神名帳にある伊奴神社に比定したものとみられる。尾張国神名帳では「従三位上 伊奴天神」とある。
ウィキペディア より

由緒書きの原文はこちら。

伊奴神社公式サイトはこちら。

神社遠景。手前は庄内用水。

一の鳥居と社号標

神橋と二の鳥居

参道両脇の招魂社系狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和18年(1943)1月建立)

参道

蕃塀

境内

境内入口の浪速狛犬。拡大写真はこちら。
(明治40年(1907)12月建立)

拝殿

犬石像

拝殿内部

本殿


玉主稲荷社

日枝社・天神社・春日社

大杉社

白龍社

絵馬殿

殉国碑

神社前を流れる庄内用水