七所神社

名古屋市南区笠寺町天満12 (平成27年1月2日)

この神社は、JR名古屋臨海鉄道・笠寺駅の東800m程の辺り、名古屋の市街地に鎮座しております。

御祭神 日本武尊・須佐之男尊・宇賀魂尊・天穂日尊・天忍穂耳尊・宮簀比売尊・乎止与尊

由緒
第61代朱雀天皇の御代天慶元年(938)の創立。熱田大宮、八剣宮、白割宮、高蔵宮、大福田宮、水止宮、源太夫宮の七ヵ所の神々の御分霊を受けお祀りしております。
承平年中(931〜937)に関東地方に勢力を拡げていた平将門が乱を起し、それを鎮圧するために全国各所で平定祈願を行いました。当地も熱田神宮の御神輿を星崎の手前、鳥居山(丹八山)に移し祈願祭を斎行しました。平将門の乱鎮圧後、社を造り笠寺の氏神として祀ったが、約100年後この地へ勧請しました。明治初年(1868)には郷社となり特に国幣小社と同様の待遇を受けました。
十月の神賑行事は大昔より御神輿渡御神事を行い、市場中切、新町、大門、西之門、松本、迫間七町内の傘鉾神楽台をはじめ氏子23町内子供神輿をお供にし、武者行列をなし御旅所(丹八山)へ渡御致します。又明治42年(1909)当町、新町に鎮座の新宮社(天王社)を合祀、旧6月10日天王祭、旧6月末日茅ノ輪祭斎行し、共に盛況を呈しています。その他末社として神明社、稲荷社を本殿両横にお祀りしております。
境内由緒書き より。

参道入口と一の鳥居

二の鳥居

三の鳥居

拝殿内部


秋葉神社

末社

御神木