住吉神社

名古屋市熱田区新尾頭1-9-28 (平成24年4月27日)

東経136度54分1.47秒、北緯35度8分14.09秒に鎮座。

この神社は、金山駅の南西500m程の辺り、名古屋の中心部に鎮座しております。街中ですが、鎮守の杜はしっかりと守られており、落ち着いた雰囲気となっています。

祭神 表筒男命・中筒男命・底筒男命・息長足姫命

由緒
享保十九年(1734)に摂州住吉神を勧請。当初新尾頭町道筋東側の小堂内に奉安したが、宝暦十二年(1762)にいたり、社域を現所にさだめ大坂廻船名古屋荷主の笹屋惣七・藤倉屋長六ら極印講中十二名は、運漕守護のため社殿を創建して神儀を奉遷した。後に江戸廻船講中時田金右ヱ門らも信者に加わり修営のことおこたらず、威霊は遠く伊勢知多熊野の沿岸にもおよんだ。別にまた境内の人丸・天神両社をあわせて和歌三神としての崇敬がおこり、松坂屋先祖伊藤祐民は、社前に有志をつどえ和歌法楽をもよおして、おびただしき詠草を献ずるところがあった。社地は堀川東岸に切り立った高台を占め、西南にひらけた眺望はさえぎるものなく名勝とせられた。
明治初年(1868)に村社列格、大正十五年(1926)幣帛供進社に指定せられたが、昭和二十年(1945)戦災にかかり、その後都市計画により境内の縮小をみた。
境内由緒書き より

神社入口

鳥居と蕃塀

境内

拝殿前の浪速狛犬。拡大写真はこちら。
(石工 大阪 近江屋仁兵衛 寛政元年(1789)9月吉日建立)

拝殿

拝殿内部

本殿石段親柱に乗る狛犬

本殿

左右の脇社。天神社・人丸社。

境内社、秋葉社・津島社

山賀稲荷社

不明の末社

御神木