春日井市内津町24 (平成27年1月3日)
東経137度03分51.47秒、北緯35度19分21.92秒に鎮座。
この神社は、JR中央本線・古虎渓駅の北西5km程の辺り、岐阜県との境に近い山沿いに鎮座しております。
御祭神 建稲種命・日本武尊・宮簀姫命
由緒
景行天皇の御代、大和勢力が日本全国にのびる時に、日本武尊が登場してきます。尊は熱田の宮で、尾張の祖といわれる建稲種命に会われ、副将軍とされ、東国の平定に出られました。
平定が終っての帰り道、尊は甲府から信州長野、美濃大井、釜戸、池田を通って尾張との国境内津峠にさしかかりました。その時大へんなことが起りました。
東海道を帰られた建稲種命が、駿河の海で水死されたことを、従者の久米八腹が早馬で知らせて来ました。それを聞かれた尊は「あの元気な建稲が・・・」と絶句し、しばらくして「ああ現哉(うつつかな)々々」となげかれ、その霊を祭られたのが内々神社の始めで、内々神社の前の宿場まちを内津といいます。これは内の字の下に、舟や人の集まる意味の津をつけたものです。しかし、その時祭られた場所は、ここより1km余り入った奥の院だったと思われます。
西側の街道に沿った谷川の右側に細い踏み分け道があり、それをたどったところに大きな岩くらがあります。見るからにおそろしいような鉄梯子を登ると、洞窟の中にある奥の院にお参りすることが出来ます。
境内由緒書き より。
神社入口
境内
境内入口の浪花狛犬。拡大写真はこちら。 | |
(年代不明) |
拝殿
左右の木鼻 | |
拝殿縁側、自然木の狛犬 | |
本殿
福神社 | 天王社 |
日本庭園