犬山市犬山(平成15年5月2日)
この神社は駐車場から国宝犬山城に行く途中にある神社です。
式内社で針綱明神とされていました。古よりこの犬山の峯に鎮座していましたが、織田信康公が木下城を築城の折の天文6年(1537)8月28日、市内白山平に遷座され、東海鎮護、水産拓殖、五穀豊饒、厄除、安産、長命の神として白山大明神と称えられ濃尾の総鎮守となりました。その後、慶長11年4月8日、更に市内名栗町に遷座し、城主成瀬氏代々の祈願所として崇敬されていました。
明治15年9月28日名栗町の座地より元々神社のあった現在地に遷座し、戦前は県社とし戦後は宗教法人針綱神社(尾張五社の一つ)となりました。
御祭神は、尾治針名根連命、玉姫命、菊理姫命、建筒草命(タケヅクサノミコト)、建稲種命、尻調根命(シヅキネノミコト)、大荒田命、伊邪那岐命、大己貴命、建多乎利命(タケタオリノミコト)、尾綱根命です。
今は形だけとなってしまった神橋 | 拝殿 |
紅白の涎掛けをしている耳垂れうちわ狛犬 | |