山神社

半田市天王町2(平成21年11月22日)

東経136度55分49.04秒、北緯34度53分36.66秒に鎮座。

 この神社は知多半田駅の北北東約300mに鎮座しています。境内周囲は生け垣と金網のフェンスで区切られ、児童遊園が併設された親しみやすい神社でした。
 境内の木々は紅葉が進み、それぞれが精一杯に最後の輝きを見せていました。境内には妻入りの拝殿と板塀に囲まれた本殿覆い屋が見え、その隙間から本殿の写真を撮ろうとしたら何と狛犬が居るではありませんか。岡崎ではありましたが、こんな所にいると誰にも知られずに可哀相…と急いで狛犬専門写真班(夫の事です)を呼んで撮影の運びとなりました。

 御祭神:大山積神
 祭礼日:7月20日・講社祭、10月10日・大祭
 由緒:創建年月日は不詳です。
 摂取院の古文書によれば「上半田の天王の西の高台に半田城(岸屋敷)あり、文明4年(1473)時の城代家老は榊原安左衛門なり」云々の記述があり、古来は城を築くと必ず武門の守護神として大山積神を城内に祀る慣習があり、ここに城があったとすれば築城と共に神社が建立されたと推測できます。
 現在は宮路町・住吉神社の境外末社です。

社頭
境内入口の鳥居 社号標
境内の様子
拝殿
本殿覆い屋と流造りの本殿
本殿前にいる建立年代不明の岡崎狛犬
狛犬の拡大写真はこちらで
御神木