白山神社

半田市白山町4-122(平成21年11月22日)

東経136度55分32.03秒、北緯34度53分22.86秒に鎮座。

 この神社は名鉄河和線・知多半田駅の西約350mに鎮座しています。玉垣のある参道入口には大きな灯篭が建ち、「式外村社白山神社」「白山神社」と二基の社号標が立っています。石段を数段上がると一の鳥居が建ち、石段の参道途中には左側には児童遊園、右側には保育園が見えます。境内までの参道は全て石段で、境内入口には二の鳥居が建立されています。
 境内は横に広く、鳥居正面に狛犬が護る拝殿、裏側の山上に続く渡り廊下は階段状になっていて幣殿、本殿へと続いていました。 社務所や参集殿は社殿の左右に作られ、境内右側の鎮守の杜の中に、様々な境内社が祀られていました。
 参道登りは疲れますが、静かで深い鎮守の杜を持つ素敵な神社でした。

 御祭神:菊理姫命
 祭礼日:5月6日
 境内社:松尾社、山神社、大峯神社、金刀比羅宮、神明社、熱田社
 由緒:第36代孝徳天皇(645〜654)の御代の創建で、この村の開拓者に白山神を信仰する人がいて、常にこの山上に来て遥拝していました。ある年加賀の白山に詣で分霊を勧請し、帰ってきてこの地に奉祀しました。その後、村人の崇敬も篤くなり、氏神となりました。
 明治5年村社に列し、同40年指定社となりました。

社頭
社号標 入口の一の鳥居
 
手水舎 岩の中から龍が上半身を出しています。
石段の参道
石段参道の左側は児童遊園 石段参道の右側は保育園です
更に石段参道は続きます
境内入口に立つ二の鳥居
境内の様子
拝殿前、明治41年生まれの狛犬
阿は宝珠、吽は角を付け、ややしゃくれた顔つきで、何やら楽しそうな狛犬です。鬣や尾の流れが滑らかで、均整のとれた体つきをしています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治41年(1908)1月建立)
拝殿
拝殿から渡り廊下を上がった幣殿
本殿
境内社入口
境内社:松尾社 境内社:山神社
境内社:大峯神社
境内社:金刀比羅宮
境内の最も右側にある境内社入口
境内社:神明社
境内社:熱田社
鎮守の杜