熊野神社
知多郡南知多町内海山尾93(平成21年11月21日)
東経136度52分33.32秒、北緯34度43分43.09秒に鎮座。
この神社は247号線沿いに入口があります。標高100mにも満たない小丘上に境内が造られているのですが、海辺からの素の高さなので結構登った気がしました。
入口には大きな看板がありチョッと邪魔な感じがしますが、石段を上がった上に灯篭と伊勢鳥居が建ち、そこから殆ど石段の参道が約140m程続きます。途中には末社が一社、もう石段も終わりかなと期待しながら登ると、左折して未だ延々と石段が続きます。年老いた身には少々きつい石段でしたが、境内の入口には文政2年生まれの貫禄充分な浪速狛犬がいて、狛犬好きの私は現金にも直ぐに疲れを忘れ、狛犬に見入ってしまいました。
参道は境内奥で又左折、左側に社殿が建立されていました。突き当たりには境内社が祀られています。
知多半島の幹線道路ともいえる247号線沿いに鎮座していますが、標高が高く大きな杜が音を吸収するのか、静かで自然を肌で感じられる神社でした。
御祭神:伊佐那美命
祭礼日:不明
境内社:津島社、多賀社他
由緒:創建は不詳ですが、元文3年(1738)再建の記録が残っています。
尾張誌には、「高宮ノ村熊野社2社とも東端村にあり」とあります。(「神社名鑑」より)
社頭 |
|
入口に立つ伊勢鳥居 |
|
石段参道 |
石段参道途中に祀られる末社 |
|
|
石段は左折して、尚も延々と境内へと登ります。 |
|
|
境内入口 |
|
境内入口にいる文政2年生まれの浪速狛犬
浪速としてはとても出来が良く、堂々として落ち着いた、風格が感じられる狛犬です。
狛犬の拡大写真はこちらで |
|
|
(文政2年(1819)己卯8月吉日建立) |
境内社:津島社、多賀社 |
磐座? |
|
|