知多郡南知多町豊丘林61(平成21年11月21日)
東経136度56分20.13秒、北緯34度44分3.1秒に鎮座。
この神社は280号線に入口があります。社号標の建つ入口から蟹川を渡ると灯篭と鳥居が建ち、参道は若子会館手前で左に折れています。二の鳥居からは杜の中、石段参道を上がると境内の入口となります。境内中央奥には拝殿・幣殿・本殿が建立されています。
この社に案内は無く、御祭神・勧請年月・縁起・沿革等は全て不明ですが、「林若子の鬼」という伝承によると「乙方(南知多町)には鬼が住み、人間の子供を七人まで食べたので、その仕返しとしてある人が鬼の子を捕まえ隠した。鬼は泣いてわが子を探すと、その人が鬼に向かって「人間の嘆きも同じである」といい、鬼は非常に後悔して子供の守り神となった。これが現在の林若子神社であり「おじゅらっさん」と呼んでいる。」とあります。
我が家の近くにも「鬼子母神」という同じような逸話が残された神社がありますが、インド伝来と思われるこの逸話も、仏教の伝播と共に日本全国に同じようなお話が残っているのでしょうね~。
社頭 | |
参道に建つ一の鳥居 | 社号標 |
参道の様子 | |
参道に建つ二の鳥居 | |
石段の参道 | |
境内入口 | |
境内入口にいる大正6年生まれの岡崎狛犬 | |
(大正6年(1917)8月建立) |
拝殿 |
幣殿 |
本殿鞘堂 |