八幡神社

知多郡美浜町小野浦福島2(平成21年11月21日)

東経136度51分16.48秒、北緯34度44分53.74秒に鎮座。

 この神社は名鉄知多新線・内海駅の北西約2.4kmに鎮座しています。神社入口少し手前には和訳聖書を初めて完成させたと言われている小野浦の千石船「宝順丸」の乗組員・音吉、久吉、岩吉の功績を称えた石碑があり、そこに隣接して「小野浦区の船山車」倉もあり、前に駐車することができます。
 入口には大きな灯篭が奉納され、社号標があり、鳥居を潜ると静かですが明るくのんびりとした風景が広がり、石段の参道を上がると左右に可愛い狛犬が待っていてくれます。正面には開放的な拝殿と彫刻が施された本殿が建立され、境内社も二社祀られています。

 御祭神:大鷯命、気長定姫命
 祭礼日:旧暦8月15日
 境内社:二社
 由緒:創建時期は不詳ですが、鎌倉の鶴岡八幡宮から勧請されたので、若宮八幡社と言われていました。
 棟札に元禄16年(1703)再建の記録が残っています。
(美浜町誌他より)

社頭
入口に建つ社号標と鳥居
参道の様子
境内入口
境内入口にいる建立年代不明の狛犬
とても良い狛犬で、特に小さな角つきの吽は私の好きなタイプですが、阿の尾が完全に取れてしまっているのが残念です。
狛犬の拡大写真はこちらで
開放的な拝殿
本殿
本殿妻と後ろ側梁上の彫刻
本殿蝦虹梁・波と亀
本殿目貫彫刻・唐獅子牡丹
本殿木鼻・狛犬と象
境内社 境内社
「小野浦区の船山車」倉